Web デザインや DTP、写真加工や動画編集など、様々なアプリケーションが揃っているAdobe Creative Cloud (CC) コンプリートプラン。Adobe のソフトはどれも高機能・高性能で便利だが、高価なのが悩ましい。Adobe CS6までは買い切り方式だったので 1回の支払いで済んでいたのが、サブスクリプション方式になったCC以降は、年間数万円の支払いが必要になった。正規価格で毎年購入するのはかなり負担である。
そんな Adobe CCを少しでも安く購入する方法はないか調べてみた。
Adobe公式のセールを利用する
Adobeの公式サイトでは、不定期でセールキャンペーンが行われている。割引率は一定ではなく、キャンペーンによって変動する。
キャンペーンの条件は、
- 初年度特別価格
- プラン1つのみに適用
- 対象は新規購入者のみ
となっている。単体プランを2つ購入した場合は、割引はどちらか一方のみに適用される。そして、キャンペーンで購入したAdobe CCを1年で契約満了し、再度別のキャンペーンを利用して購入してもセール割引は適用されない、という割引である。1年限定で利用する以外には利点が少なそうな気がする。
Amazon.co.jp のセールでオンラインコードを購入する
Amazonでも時々 Adobe CC のセールが行われているので、それを利用するのも手である。Adobe の本サイト同様、割引率は一定ではないので、キャンペーンによってお得感にばらつきはあるが、大抵は本サイトで購入するよりも安い(らしい)。12ヶ月版以外にも24ヶ月版・36ヶ月版があり、サブスクリプションの期間が長いほど割引率も高くなっている。(※24ヶ月版、36ヶ月版は現在在庫切れとなっている。今後の販売があるかどうかは不明)
Adobe公式では取り扱いのない Illustrator+フォトプラン(Photoshop/Lightroom)のセットもあるので、利用がグラフィックソフトに限られている場合はこちらを購入した方がよさそうだ。
Adobeパートナーのスクールを受講する
Adobeスクールパートナーに認定されているスクールでは割引が適用されるので、Adobe CC とセットになった講座を受講することで安価で利用することができる。最上位の「Adobe プラチナスクールパートナー」は、通学・通信教育コースの両方で割引が適用される。
Adobe プラチナスクールパートナーのスクールは、
の6校である(2024年5月現在)。
キャンペーンは、基本的に年間を通して行われている。但し、スクール側の事情によっては、キャンペーンの中止や講座の廃止、コースの値上げがあることも考えられる。
デジハリ・オンラインスクールのデジハリ・オンライン Adobe マスター講座は、Adobe CC 1年分の価格で 画像加工・デザイン・Web 系の Photoshop/Illustrator/Dreamweaver から DTP系のInDesign、動画編集の After Effects/Premiere といった主要ソフトが一通り学べ、添削もしてもらえるという、お得な内容になっている。
ソフトの基本操作方法だけでなく、特定のジャンルや特定のソフトについて深く学びたい人は、デジハリ・オンライン 全講座一覧から目的に合った講座を選ぶとよいと思う。
スクールのAdobe CCの使用期限が過ぎたら
1年の使用期限が完全に終了してから再度講座を申し込むことで、引き続き Adobe CCを利用することができる。新規申し込みなので、新たにシリアルが発行される。自動更新=契約更新なので、Adobeアカウントの支払いから自動更新をしないよう注意すべきである。